眼精疲労と美容鍼(承泣の効かし方)

美容鍼をしていると、かなりの方が気にされるのが目のクマになります。

クマにも色々種類がありますが今回は目の下が青くなるものについて書いていきます。

 

いわゆる青クマは目の周り血行不良によって起こります。血行の状態によっては紫色のようなものもあります。

それらにアプローチする際は、その部位に鍼を刺すよりも眼病の鍼をする方がより効果的です。

よって晴明穴なんて確実に効かしたい経穴です。

あと重要なのは承泣穴です。

こいつを本当に効かすには2番鍼あるいは3番鍼によって深めに刺す必要があります。

眼球を指で上にあげて眼窩に沿ってうつ打ち方ですね。

だいたい1cmから1.3cmくらいは刺入します。

(寸6ー2番で1cmくらい刺しました)

ただ現実的に美容鍼でそこまで強い刺激が入るとしんどいので、よっぽどひどいクマがない限りは継続的な低刺激による血行改善の方がいいです。

しかしこの部位に存在する眼窩脂肪などは目の黒クマの原因になったり腫れぼったくなる原因になるのでしっかりアプローチしたい場所になります。

当院では承泣を効かす技術を把持しています。