最近ビジョントレーニングを指導する機会が増えてきて感じることは
緊張(精神面)と視野は大きく関与するということです。
緊張したり、怒ったりすれば周りが見えなくなると言いますが、それは周辺視野が見えていないという状態になっています。そうなれば筋肉も硬くなりよいパフォーマンスが発揮できなくなります。
しかし集中していても周りが見えなくなる場合があります。しかしその時は余裕がありますので筋肉は硬くならないためよいパフォーマンスが期待できます。
しかし大事な場面、緊張することが多いため普段のプレーができないため結果が出ないということがかなり多くあります。
実際にアファメーションや自己暗示によって精神面に対するアプローチをし、気持ちを高め緊張から集中に変えてハイパフォーマンス繰り出す選手もたくさんいます。
ただトップの世界でしかそういった取り組みは行われていないのが現状です。
集中したうえで視野を広く保てるのが一番の理想です。
よってビジョントレーニングによって動体視力及び周辺視野を鍛えることが重要だと考えています。
緊張→周辺視野が狭くなる
余裕があるとき→周辺視野もしっかり使える
ここから逆説的に理論立てると
周辺視野がしっかり使えることができれば余裕が出来やすい!
最近ではフィギュアスケートのアイスダンスのトレーニングでも使用しています。
ようやく独自のトレーニング方法も揃ってきました。
まだまだこの分野は日本では弱い文化です。
令和にはかなり浸透するとは思いますが、よりいいものを選手に届けるように頑張ります。